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カメルーンで青年海外協力隊として活動するコマリの日々の記録。

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水の活動 ちょっと進展。

一ヶ月ぶりにBongandoを訪問した。
この村は飲み水の不足が大きな問題で、村長直々にCEACに来て、一緒にこの問題に取り組んでほしいとの申し入れがあったことをきっかけに、活動をすることになった村である。

先月二度この村を訪問して、村の現状調査を行ったが、肝心の水問題については、私自身ほとんど知識がないし、ムズカシイことはフランス語では分からない。
20年以上前に給水塔を建てたが、一度も機能しておらず、今現在、2500人いる村人に対して稼働している井戸はたった二つで、一つは水の出が悪い。その上この二つの井戸は村の中心部、近接した場所にあるために、離れた場所に住んでいる村人は泥水を飲むことも余儀なくされている…ということは分かっているのだが、さて、これを解決するためにはどうしたらよいのか?
給水塔が機能するようにするべきなのか?
そのためには何をすればよいのか?
もしくは、給水塔はもうこの際放置して、別に手動の井戸を掘るべきなのか?
それにはだいたいいくらくらいかかるのか?
ではその費用はどこが負担するべきなのか?
そういったことが分かる専門家に一度この村を見てもらいたい!と思っていた。

で、CEACのディレクターにアドバイスをもらい、Bafiaにある農業省の水分野の担当者に連絡をして、会えたのが一週間前。
技術者を派遣して現状調査をしてほしいとお願いして、それが今日実現したということだ。

でもよくよく考えたら、村人に、技術者を派遣してほしいか聞かずに今日の日を迎えてしまった。
交通費として10000Fの負担をお願いしたけど、もしかしたら、もう既に技術者に診てもらったことがあるかもしれないし、実は余計なことをしているのだったらどうしよう?
などなど今更考えても仕方ないのだけれど、若干の不安を抱えつつ、お迎えを待った。

あいにく昨日は大雨で、道路状態は最悪だったが、村長の息子さんの巧みな運転でどうにか私は無事村に到着。
しかしこんなに道が悪くて、初めてくる技術者さんたちは無事に辿り着けるだろうか…
相当待つことを覚悟したが、私が到着してから1時間弱で彼らも到着。
さっそく給水設備を調査しに出発した。
RIMG3224.jpg

さて、技術士さんに診てもらったところ、まず、なぜ給水塔が機能しないか、というと、給水塔に水をくみ上げるために、本来は深井戸を掘らねばならないところ、その当時のこのプロジェクトにかかわった人たちは、きちんとこの仕組みを理解していなかったのか、浅井戸を掘ってしまったのだという。
で、この浅井戸では給水塔を動かすには不十分なのだそうだ。
では改めて給水塔を動かすための深井戸を掘ればいいのかというと、まず掘って、そこに水をくみ上げるためのモーターを設置して、給水塔までのパイプを設置して、となると、とてもお金がかかるのだそうだ(5000万FCFA=1000万円くらい)。
更に、モーターを動かすために毎月の燃料代か電気代がかかり、それもかなりの額になるとのこと。
なので、いずれ資金のアテができたら再度給水塔を使うことを考慮してもいいと思うが、今のところは、手動の井戸を何カ所かに別に掘る方が現実的だ、とのことだった(こちらは一般的には一カ所につきだいたい800万~1000万FCFA=160万~200万円くらいとのこと。それでも高いなぁ…)。
で、資金の出所として考えられるのは、水・エネルギー省、もしくは農業省。もしくは、日本の資金協力援助など(これは私としてはあまりアテにしてほしくないところなのだけど、村人特に村長はこれにかなり期待しているようでちょっと困っている)。
まずは書類をまとめて、村長のサインをして、これらの組織に提出してみることだ、とのアドバイスをもらった。

ということで、さすがに技術者の彼は長年この道に関わっている人らしく、かなり具体的な話をしてくれた。
また、専門家がこの村を訪問したということで、この問題がオフィシャルなものになった感があることも大きい。
今朝は、実は余計なことをしているんじゃないかとちょっと不安をもっていたのだけど、村の人たちは今日のことをとても感謝してくれたようで、この展開を迎えることができたのも彼女がいたからこそだ、と、村長は何度も繰り返してくれた。

私は今まで日本で生きてきて水がなくて困ったことなど一度もなく、飲める水がそこにあることなんて当たり前で、私にとってはわざわざ意識するまでもないような最低限の権利だった。
それが、ここの人たちは、それを手に入れるためにとてもとても苦労している。
それに対して、私はヨソモノであるがために多少、一般的な村の人よりは、この国の色んな人に会ってお願いごとをしやすい立場にあり、こんなに困っていて、かつ、その状況を変えるために努力している人たちがいて、そこに私ができることがあるのならば、それが私の仕事なんだからやるのが当たり前だと思っているところを、こんなに感謝してもらって気恥かしいような感じがした。
それにまだ特に何が変わったわけでもないのだ。

でも、この最低限の権利すら十分に与えられてない人たちの状況を変えることこそ、やりたかったことだよなぁと思うので、この問題には知らず知らずちょっと力が入るようだ。
だって、ジャムの作り方や石鹸の作り方なんて知らなくたって人は生きていけるけど、飲める水がなかったら、死ぬ確率は確実に高いのだから。
どうにか私が帰るまでに、1カ所でも井戸を設置できたらいいのだけど。

さてさて。
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【2010/10/19 14:06】 | 活動 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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Author:コマリ
青年海外協力隊として、2010年1月よりカメルーンへ派遣。職種は村落開発普及員。

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