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カメルーンで青年海外協力隊として活動するコマリの日々の記録。

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ボランティア(村落開発普及員)の役割と、パイナップルジャム

今日は、教会で集会があって、その場でパイナップルジャムの紹介をさせてもらうことになっている。

その前に、まずは午前中に村の幼稚園の終業式があって、それから、村に遊びに来てくれた先輩隊員Mさんに村を案内して、更に知り合いの家のお葬式にも参加して…と、今日はイベントが盛りだくさん。
14時半からの予定だった集会もずいぶん遅れて始まった。

集会のテーマは、「女性に対する暴力について」となかなかシリアス。
牧師さんが講師になって、暴力とは何か?…例えば、一夫多妻制も女性に対する一種の暴力だし、女性は一日畑仕事をしたあと、家に戻ってご飯の支度をし、更に夜は夫の相手をし…という状況も暴力の一つではないか、という話や、子どもを作るには最低半年のインターバルが必要だ、とか、かなり具体的な話が中心で、彼のジェンダーに対する意識はなかなか想像以上に高くて、村でもこういう人がいるんだなぁ、とちょっと意外ですらあった。
村ではネットはまだ全く普及してないのに、こういうことは、どこで勉強してくるんだろう?
村人も最終的には50人以上が集まって、かなり興味深く聞いている感じだった。

さて、彼の講義のあとは、私の番。
といっても、牧師さんにすら予告はしていなかったのだが、その場でお願いをしてOKをもらい、少しだけみんなの前で話をさせてもらうことになった。
まずはジャムの紹介の前に、「ボランティアの役割とは何か?」について。
というのは、最近、けっこう親しくしている人何人かに、「結局お前の仕事はなんなんだ?」ということを聞かれたのだ。
よく話す人でも分かってないんだから、他の人たちはもっと分からないだろうなぁと、せっかくの機会なので、私の考えるところのボランティアの役割について話そうと思ったのである。

青年海外協力隊の中でも、私の職種である「村落開発普及員」は、その内容が最も分かりにくい職種の一つだと思う。
例えば、「学校の先生」とか、「野菜栽培」とかなら、まあ何か教えてくれるんだろうな、というところだけど、村落開発ってなんだよと。
具体的に何をしてくれるんだ?と思うのは当たり前だと思う。
というか、正直私も未だによく分かっていない。
ただ、私が思うに、その役割の一つは、異文化を背景にもつ者同士が交流することで、お互いの中に新しい「何か」が産まれるかもしれない、それが村を今よりも良くするきっかけになるかもしれない、ということではないかと思う。
それから、村人が何か生活改善のためのプロジェクトを立案したとして、でも何か足りない情報があって、始められない。情報を調べたくても調べ方が分からない、畑仕事が忙しくて調べられない。そんな時に便利なのがこの私。なぜなら本業がソレだから、みんなが畑仕事に忙しくてもいろいろ調べたりできるよ。もしくは、知ってる人を連れてこれるかもよ。ということ。
それに、私たちは「ヨソモノ」であるが故に、村の日常の中での改善の余地を発見できるかもしれない、ということ。
私は農業のスペシャリストでもないし、大きなお金を動かす力もない。
私たちがやろうとしていることは、村の人たちのイニシアチブを前提とした、ゆっくりとした変化を起こすきっかけづくりなんだよ。
そんな話をしてみたところ、村人たちは一応分かってくれたような顔をしていたけれど、実際のところはどうかな?
mini_RIMG2450.jpg

そのあとは、ジャムの紹介。
村では、パイナップルはいっぱいとれるけれども、実際全部売り切れますか?(Nonの答え)、それに、小さいのは売れなくて、結局自分たちで食べるか、人にあげるかしかないよね。それに、食べ方も切って食べるだけだし。
実際この村のパイナップルはとってもおいしいけど、今のままだと、それを活かしきれてないように思う。
そこで!
と言って、試食用のジャムを回してもらう。
ジャムにすれば、まず、食べ方が一つ増えるよね。
それに、保存がきくから、収穫しても急いで消費しなくていい。
それにうまく行ったら販売して、収入向上の手段の一つにもなるよ。
パイナップルジャムがこの村の名産になったらいいなぁ、なんて勝手に思ってるんだけどどうかな?
もし興味がある人がいれば、今度作り方のセミナーをするから来てね。

そんな話をしてみた。
とりあえずは、「おいしい!」との感想が聞けたのでよかった。
味覚が違うから、私がおいしいものをみんながおいしいと思うかもちょっと分からなかったのだ。
mini_RIMG2454.jpg
さて、みんなは私の話をどう思ったかな?
セミナー、いっぱい参加してくれたらいいのだけど。
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【2010/06/05 22:04】 | 活動 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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Author:コマリ
青年海外協力隊として、2010年1月よりカメルーンへ派遣。職種は村落開発普及員。

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