On continue!
カメルーンで青年海外協力隊として活動するコマリの日々の記録。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 |

農村開発調査法 ‐Kさんの講義3‐

さて、講義最終日。
内容は、いよいよ本題の農村調査の方法について。

農村調査の方法としては、アンケートと集会があるが、今回はアンケートの方法について。

大きく分けて4つの内容について調べるそうだ。

1つ目が、その土地の特徴について(Les caracteristiques topographiques)。
高度や、降水量、土地の起伏など。
手に入らない場合も多いが、直近10年間の降水量、気温、日照量などのデータを手に入れて、その土地の特徴を知る。

2つ目が、農業経営のシステムについて(Systeme de cultures)。

まずは、育てている作物の種類。

次に、混作について。
混作というのは、同じ畑の中で色々な作物を育てること。
日本では、一つの農園で同じ作物を育てるのが普通だけど、アフリカでは、混作が一般的である。
同じ畑の中で、プランタン、マニョック、とうもろこし、ピーナッツなどさまざまな作物を育ててている。
実は、植物によって必要な栄養分は異なるので、単一作物を育てるよりも、ある意味優れた農法なのだそうだ。
但し、機械を入れた大規模農法には適さないことが弱点らしい。
どの作物を一緒に育てているのか、を知るのが、二つ目。

それから、輪作について。
例えば、同じ畑で3年間米と大豆を育てたら、2年間畑を休めて、6年目にまた米と大豆を始める、などの使い方をする。
なので、どのように畑を使っているのか、のサイクルを知る。

そして、農作業カレンダーを作る。
例えば、お米なら、1月終わりから3月頭に畑の準備をして、3月頃に一週間くらいかけて種植え、それから除草の作業があって、9月頃に一週間くらいかけて収穫。
というカレンダーを作って、更に、その作業が何日間×何人の人出が必要か?などを産出することで、それぞれの経済価値を測るのだそうだ。

最後に、収穫した作物の行く先を調べる。
売るのか、翌年の種にするのか、人にあげるのか。
売るのであれば、どこで、どのように、誰に、いくらで売るのか?
これらを、アンケートによって明らかにしていく。

3番目が、家畜飼育のシステムについて(Systeme d'elevage)。

これも、種類と、飼育のサイクルを尋ねて、そのシステムを明らかにするそうだ。

そして、4番目、最後に心配事(Preoccupation)を尋ねて、それらを解決していく手段を一緒に考えるのだそうだ。

ちなみにKさんは、現在カカオの栽培が盛んな地域で、それに代わって米を導入することで、収入を上げられないか?ということをテーマに調査をしている。
実際、農民にとっては、細かい生活改善よりも、農業で収入を上げるのが最も興味のあるところなようである。
私はまだまだ農業には詳しくないのだけれど、こういうことが分かるようになれば、もっと村の役に立つような活動ができるんだろうなぁ。


ということで、今回の講義はこれでおしまい。
Kさんは、週に5日間JICAの仕事をして、更に残りの2日はフィールドで調査をして、ととても忙しい中、私たちのために講義をしてくれた。
なかなかできることではなく、本当に、感謝の一言である。

彼が帰る前に何かお礼をしたいけれど、どうしよう?
スポンサーサイト
【2010/05/03 09:13】 | 活動 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
<<ヤウンデのゴミ問題 | home/a> | 農村開発調査法 ‐Kさんの講義2‐>>

コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

プロフィール

コマリ

Author:コマリ
青年海外協力隊として、2010年1月よりカメルーンへ派遣。職種は村落開発普及員。

カレンダー

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。