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カメルーンで青年海外協力隊として活動するコマリの日々の記録。

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コミス デボロワ(Comice d'Ebolowa:エボロワ農業展)

IMGP0671.jpg

南部州の州都、エボロワという町に来ている。
ここで、昨日から「全国農業展」が開かれているのである。

全国農業展とは。
カメルーン全国の農民たちが、「うちのマニョック(キャッサバ)はどこにも負けない!」とか「うちのプランタン(食用バナナ)の大きさはカメルーン一!」だとか、要は御国の自慢の作物を持ち寄って展示するイベントらしい。
農業はカメルーンの主産業であり、日本で言ったら万博に匹敵するような大イベントである。
私の村の辺りでも、昨年の前半から、おエライさんがわざわざ村を廻って出品を呼び掛けるなど、ずいぶんと気合いが入っていた。

この農業展、以前は2年だか4年だかに一度開かれていたらしいのだが、その後しばらくの間途切れてしまい、今回は実に20数年ぶりの開催になるのだとかで、まさに“待ちに待った”展示会なのである。
しかし。

実はこの農業展、本来は昨年の12月に開催の予定であった。
それが、開催の三日前になって、「どうやら延期になるらしい」との話がでた。
三日前ですよ。万博規模のイベントが。
遠方の農民たちはすでに会場に向かっている時期になって、それも公式発表ではなく「延期“らしい”」。
その理由は、開会の音頭をとるはずの大統領のダブルブッキングだったとかないとか、それとも会場が全然できてなかったからなのか、結局はっきりとは明かされず(でも実際、大統領はこの時期に別の地方の行事に出席した)、延期の公式発表も、本来であれば展示会がとっくに終了している時期になってからであった。
(この延期で、国中の農民やお役所関係者、このイベントに合わせて予定を組んでいた数限りない人々が予定を狂わされたことと思う。この国に来て一番呆れた出来事。12/8の日記参照のこと。)

と、いう経緯があり、今回も3日前くらいまでは半信半疑だったが、無事に開催の運びとなった。

さて、前置きが長くなった。
初のエボロワ!
町には午前中に着いたのだが、大統領が会場にいる間は会場までの道が封鎖されていて行けないとのことで、とりあえずこの町に住む隊員仲間に案内してもらい、町を散策することにした。
そこら中、カメルーン国旗や大統領を前面に出した看板だらけである。
IMGP0672.jpg

町の中心部にはこんな像が。
IMGP0674.jpg

エボロワ=腐ったチンパンジーっていう意味なんだって。なーるほどね(どういうネーミングセンス?)。

さて、夕方になってようやく封鎖が解かれ、会場へ(一体誰のための農業展なんだ…)。
入口の左手にさっそく野外ライブのステージが。
よもやカメルーンでこんなものが見られるとは。
IMGP0683.jpg

会場の中は、日本でも日比谷公園とか代々木公園とかでよくある○○フェスティバルみたいな感じで、たくさんブースが並んでいた。
IMGP0692.jpg

ちなみに入って最初のブースに飾られていたのはこういったものたち。
IMGP0685.jpg IMGP0687.jpg IMGP0688.jpg IMGP0689.jpg

あぁ、なるほど、彼らのためのイベントなんだ…。と納得しました。

ブースは農業関係だけじゃなく、携帯関係の会社やら、教育省が出しているもの、おみやげでよく見かける手工芸品を並べているところなど、なんでもありな感じ。

更に一番奥まで進むと、ライオンやら牛なにやらたくさん動物が。
ライオンはこれまで何度か見たことあるけど…、ラクダ!!ラクダダ!!
IMGP0705.jpg

だだっぴろい野原になんとなく放牧されてる感じのラクダや牛たち。
見回すと、多分何か作りたかったんだろなって感じに、建材などがたくさん積み上げられている。
IMGP0702.jpg

この気合いの入りまくったイベントでこの状態、さすが…。
間に合わなかったんだね。

ちなみに隊員のK君がラクダの背中に乗ろうとして落駱駝しましたが、大事に至らずよかったです。

暗くなってしまったので、腹ごしらえをしてから帰ろうと、会場内に設置されたカメルーンとは思えない洒落たテントに入って食事を頼むと、「ビュッフェのみ」「9900FCFA」という返事が返ってきた。
IMGP0717.jpg

ナニその中途半端な100フラン…ていうか、高!!
日本人から見ても高い。頼むカメルーン人はいるのか?どうりで空いてるわけだ。
ということで、飲み物だけで退散して帰ることにした。

この期間中、エボロワの町中がいつもよりも賑わっているようで、町中にもステージが設置されており、有名(らしい)な歌手が出演していた。
IMGP0743.jpg

K君は「カメルーンで最初に買ったCD!この人たち!!」と大興奮してました。よかったね☆

そんなわけで、エボロワの夜はまだまだ長い様子だったけど、疲れがピークに達していた私たちは、在エボロワ隊員の家に帰りました。
すごいなぁ、こんなイベントがいつかKediaに来る日は…あと最低20年はなさそうだ。
【2011/01/18 23:52】 | 旅行 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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Author:コマリ
青年海外協力隊として、2010年1月よりカメルーンへ派遣。職種は村落開発普及員。

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