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カメルーンで青年海外協力隊として活動するコマリの日々の記録。

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すぷらった(血とかダメな人は読まないように)

けがをしてしまった。

台所の、シンクの下に置いてあるタンクを急いでとろうとして、シンクの裏側の部分に右手の甲をしたたか打った。
友だちが水汲みを手伝うためにタンクを取りに来てくれたので、ちょっと焦ってしまったのだ。
シンクの裏側の縁が鋭くなっていたらしく、痛いと思って見たら、すごい勢いで手の甲から血があふれだしていた。
止まらない。
とりあえず友だちを中に入れるためにドアに近づいたのだが、血が出っぱなしなので、そこらじゅう血まみれになった。

驚いたのは友だち。
タンクを取りに来たら、血が止まらない人が出てきたのだ。
といっても私、そんなことにかまってられないので、とりあえず外のドラム缶にたまっていた雨水で傷口を流したら、5mmくらい肉がえぐれているのが見えた。
大きさは1cm四方以下といったところ。
血管の部分を切ってしまったみたいだ。
うわーこんな時どうすんだっけと、とりあえず心臓より高い部分に手を上げてみる。
止まらない。
けどちょっと勢いは収まったかな?

JICAからもらっていた救急セットをさぐって、コットンとマキロンと紙テープを探し出し、マキロンをぶっかけて、コットンで押さえて、友だちに紙テープでぐるぐる巻いてもらった。
あっという間にコットンが真っ赤になってきたので、これだけじゃだめだと思い、何かしばるもの、と、パソコンにささっていたUSBコードで腕を縛ってもらう。
それにしても不思議なのは、こんなに血が出ているのに、ほとんど痛みを感じないこと。

とはいえこれは病院に行った方がいいよね、ということになったのだが、親切な友だち、その前にと、血まみれの家の床を掃除し始めてくれた。
えっとこれって優先順位、正しいのかな。
まぁいいか、あとでやるの大変だし。
ところで、体の血の何%を失ったら死ぬんだっけ…などと考えながら、彼が掃除を終えるのを外から眺めていた。
その間も血はしたたり続け、足元の草を赤く染める。
床を拭いた雑巾をゆすいだら、バケツの水も真っ赤になった。

さてさて、病院へ。
その前に、調整員のH氏にTEL。
もし縫うことになったら、ヤウンデのかかりつけの病院でやったほうがいいかもね、とのこと。
で、Bokitoの病院に行って診てもらったところ、やはり「縫う」と言う。
えーーーここで。
怖すぎる。
でも、明日は朝から村で養鶏のセミナーがあるのだ。
今日行ったら始まる前には戻れないだろう。
縫わないで済ませられないか、と聞いたら、そしたら1カ月かかる、縫えば2週間だ、と言う。
うーん。
やっぱり縫った方がいいだろうか。
でもここで…いや、縫うならやっぱりヤウンデか。
散々迷って、結局ヤウンデに行くことにした。
Bokitoのお医者様には悪いけど、医療用語とかよく分からないのに一人で手術を受けるのも不安だし、たぶん、ヤウンデの医療の方がちょっとは進んでる、気がする。
養鶏は、やり方は先輩隊員からだいたい聞いてるし、あとは女性グループのメンバたちがちゃんと聞いてくれればいいだろう。
どっちにしても、私が聞いても全部は理解できないし。

一旦帰ったら遅くなってしまうので、お泊まりセットもなにも持たず、そのまま直接向かうことにした。
良く考えたら洗濯ものも外に干しっぱなしだし、窓も空けたままだ。
いいや、明日の朝絶対帰ってこよう。…これれば。

18時過ぎに事務所にたどりつき、その足で病院に向かう。
(その間にW杯で日本はパラグアイに負けていた、残念)
看護士さんに名前や住所などを聞かれた後、しばらく待つと、大柄であまり器用そうには見えないお医者様が出てきた。
まぁここまで来たら彼に運命を託すしかない。

麻酔を打ったら、あっという間に傷口の周りが膨らんだ。何だコレ。
そしてほとんど感覚がなくなったのが分かった。
そこから、彼の針仕事開始。
といっても、あまり見たくなかったので、そっぽを向いてやり過ごした。
なんだか縫われてるなぁ、というのは感じたけど、特に痛みもなく、次に見た時には糸がジグザグに交差し、傷口はとりあえずちゃんとふさがってはいた。
何針縫ったかは不明だ。
体内に溶ける糸なので、抜糸する必要はないそうだ。
へぇーちゃんとそういうの、あるんだな。(Bokitoにはない気がする。)
ガーゼをかぶせた上に包帯でぐるぐる巻きにしたので、手がものすごくでかいことになった。
そしてご通達、「2週間は水につけないこと」。
なんと不便な。

それから、処方箋を出してもらい、一旦町に出て薬局で破傷風の予防注射と、痛み止めと抗生物質と思われる薬を買って、もう一度病院に戻り、注射をして終了。
日本の病院ならたいてい門前薬局というものがあるのだけど…。

ともかく、一件これにて落着、かな。一応。
いやいや、まさかカメルーンで縫われることになるとは、思わなかった。
家のあんなところでケガをするとも。
あんなにたくさん血が出るのも生まれて初めて見た。
人間、いつどこで何があるか分からないものだ。
(しかしたくさんの人に迷惑と心配をかけた。申し訳ないです。)

食べたりお風呂に入ったりがかなり不自由だけど、まぁこんなもので済んでよかった、と思っておこう。
心配なのは、Bokitoの病院の人や村の友だちに地方の医療を馬鹿にした…と思われないかな、ということ。
馬鹿にしてはいないけど、あまり信用してないことは否定しきれない。

明日は、6時に出発して村に戻る予定。
セミナー、開始には間に合わないけど、途中からは出られるはずだ。
【2010/06/29 20:45】 | 日々のこと | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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Author:コマリ
青年海外協力隊として、2010年1月よりカメルーンへ派遣。職種は村落開発普及員。

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